私は少し前に『適応障害』と診断されて休職をし、その時の症状の1つとして、のどの違和感に苦しめられていました。
その時、心療内科で処方されたのは『半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)』という漢方でした。
漢方って心の問題に効果あるの?と半信半疑だったので
この漢方を私が実際使ってみて、
- 効果感
- 飲みやすさ
についてレビューしたいと思います。
- ストレスなどで喉に違和感がある
- 喉の苦しみを何とかしたい
精神的な面から来る喉の違和感:ヒステリー球(咽喉頭異常感症)とは
ストレスや精神面からくる喉の違和感には、調べてみると名前がついていました。
この症状は、ヒステリー球(咽喉頭異常感症)といいます。
のどの過敏性や貧血、自律神経失調症などが原因で起こる場合のほか、がんに対する不安、不安神経症、うつ病など心因的なもの(病気)が関係している場合などがあります。
ヒステリー球の症状
私の症状としては、
- のどを締め付けられる
- 飲みこめない何かが詰まっている
- ひどい時は喉(首)を抑えたような苦しさ
という感じです。
症状を感じるときは、食事の時というよりは会社にいるときや仕事をしている時でした。
むしろ、食事の時は休憩時間で解放されている気持ちがあって割と落ち着いて、食事がのどを通らないというのとはまた違いました。
これまでもストレスで喉が苦しくなることが何度かあったのですが、それまではほっとくとすぐに治ったので気にしていませんでした。
しかし、休職に陥った時にはなかなか治りませんでした。初めは会社に来ると苦しくなって、それがだんだん家にいても休日でも苦しい状況が続いていました。
半夏厚朴湯の効果や味
こんな状況を診療内科で話した時に、処方されたのが「半夏厚朴湯」です。
12月から、1日3回食事の前に飲んでいます。
半夏厚朴湯の中身と飲みやすさ
中身は粉末で、始めは紫色した粉末に結構抵抗がありました。
飲みやすさは、粉なのでむせそうになります。
色にはびっくりしますが他の漢方と比較すると味は苦すぎるということもなく比較的飲みやすいと感じました。
少し臭いが気になりますが、続けていれば慣れてきます。
半夏厚朴湯の効果
お医者さんに言われたことは
ということで、実際3ヵ月くらい飲みました。
漢方なので正直あまり期待していなかったのですが、私には効果がありました!
飲み始めてから1ヶ月くらいで症状が軽くなりました。
1ヶ月経ったときにストレス自体は減っていなかったのですが、のどのつまりの症状は明らかに改善されていました。他の症状(ほてりなど)がむしろ気になるくらいでした。
ちなみに今は、結構元気になっていますが元々喉に来やすいので、1日3回から1回に数を減らして調整しています。少し疲れていて、あ、これは来そう。と思った時には、追加で飲むようにしてお守り代わりにしています。
副作用や不妊治療中の使用に関して
副作用は、私は特に感じませんでした。
これを飲み始めたからと言って特別悪くなることもありませんでした。
また、不妊治療をしておりホルモン剤や薬をいろいろ使うので飲み合わせなどが心配で薬剤師さんに確認しました。
結果、つわりがひどい時にも使われることもあるそうで特に問題はないようです。
半夏厚朴湯はどこで手に入る?
私は、休職に入るということもあったので心療内科を受診した際に処方してもらい、薬局でもらっています。
ただ、普通に漢方を扱っているツムラやクラシエでも出しているので、心療内科に行くことに抵抗がある方は通販や薬局でも手に入ります。
ここで紹介したようにネットでも漢方は買えますが、心療内科に行くことに抵抗がない場合やひどい場合には、1度診てもらった方が安心なので無理せずに病院にかかることをおすすめします。
半夏厚朴湯のまとめ
精神的な辛さから喉の詰まりを感じた時によく処方される『半夏厚朴湯』についてまとめました。
中身は紫色の粉末なのでびっくりしますが、見た目ほど飲みにくくはなかったです。
効果も私の実感としては感じられたため、苦しさから逃れるために試してみる価値はあると思います。
参考になれば嬉しいです!
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