無事、不妊治療の病院を卒業して母子手帳ももらい、ついに初めての『妊婦検診』に行ってきました!!
不妊治療の知識や結構あったのですが、妊娠後の事は知識が手薄…。
不妊治療を卒業すると病院を移る方が多いと思います。
そんな不妊治療上がりの私が、右も左もわからず妊婦検診に行ってみて、事前に知っていればよかったなと思った
- 初診の検査内容
- 費用
- 検診の病院の選び方の注意点
- 『母性健康管理指導事項連絡カード』はつわりなどがなくてもかいてもらえるのか
など、実体験と調べたこと感じたことをまとめていきます。
※母子手帳をもらった後の内容になります。
母子手帳の受取りに関してはこちら>>不妊治療からの妊娠!母子手帳はいつもらえる?もらい方は?
それではさっそく見ていきましょう!
【初回妊婦検診】初診の検査内容・流れ
私の場合ですが、不妊治療の病院で胎嚢確認・心拍確認・予定日確定まで済んでいました。
普通の妊婦さんの場合、母子手帳をもらった後の初めての検診と同じタイミングです。
事前に決めていた病院に初診の予約を取ってから行きました。
- 血圧・体重測定
- 尿検査
- 経膣超音波エコー
- 子宮頸がん検査
- オリモノ検査
- 血液検査
です。
初診の病院になるため、まずは問診表の記入がありました。この時に、保険証と母子手帳、検診クーポンも受付で提出します。
次に、尿検査、血圧、体重測定です。
ここまでは毎回やる検査ということだったので、次回から気を付けていきたいと思います。
尿検査では、再度妊娠判定と尿中のたんぱくと糖の検査がされていました。
経膣超音波エコー
待ちに待った超音波検査です!この時を楽しみに検診に来ている妊婦さんが多いかと思います。
不妊治療の病院と比較すると、超音波の機械の棒が太いのか、お医者さんの技術の問題なのかわかりませんが、ぐりぐり入ってくるような痛みがあってびっくりしました!
ウっと思ったのもつかの間、
久しぶりのご対面!!
エコー写真が出ます
⇩
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胎児の大きさは2㎝☺
そして初めて、心音を音として聞くこともできました。
ドッドッドッドッ…(早めのビート刻んでました)
子宮頸がん検査・おりもの検査
超音波を見るときに併せて子宮頸がん検査とオリモノ検査がありました。
子宮頸がん検査は、自治体の無料クーポンがあったので無料でできました。
ただ、不妊治療の病院で半年前に子宮頸がん検診をしていて、その検査結果を紹介状にも添付していたました。
と思っていましたが、不妊治療の病院で受けた時は自費でやっていたようでした。
受付のお姉さん曰く
ということで通常の妊婦検診通り実施。
おりもの検査用と、2回膣の入り口をこすられました。痛みなどはなし。
おりもの検査の項目はこちら
- クラミジア
- GBS(B群溶連菌)
どちらも陽性の場合には、流産や早産の原因になりかねないため、必要な治療を行うということでした。
一度待合室に行くように言われて、血液検査を待ちます。
血液検査
血液検査があるのは知っていましたが、びっくりしたのは採血量。
量としては大匙2杯分くらい(30ml)という説明でしたが、時間もかかるので手に汗握りました。(注射、採血が苦手です…)
以前、採血後に気持ちが悪くなってしまったことがあったため、今回は横になって採血してもうことに。
さすがに5本目では血の出が悪くなったのか、手をぐーぱーしてなど指示がありましたが問題なく終了。
余談…ルンバの襲撃
ここは完全に余談です。
ベットがたくさん並んでいるところに案内されると、何やら嫌な音がしていました…。
そう、ルンバがお仕事中です。
このままやって大丈夫なのか不安に思っているところ、その不安は的中。
ルンバちゃんは気にせず向きを変えようとベッドにガンガン当たって来ます…。
針がぶれるんじゃないかと気が気ではありませんでしたが、看護師さんは
という反応。
緊張している私を和らげてくれるような感じでしたが、終始ドキドキの採血でした。
血液検査の項目
5本分も取られた血は何に使われるのか気になって調べました。
今回の採血で見るのはこちらの項目
- 血液型、Rh血液型、不規則抗体
- 貧血
- 血糖値
- HIVウイルス
- B型・C型肝炎体
- HTLV-1
- トキソプラズマ
- 風疹抗体
- 梅毒
余計な不安を煽らないため、なんかあった場合(引っかかった時)にだけ詳しく説明してくれるそうです!
気になったので、それぞれ引っかかった場合に治療や対策はどうなるか調べてみました。
不規則抗体 | 大きな病院での精密検査と経過観察。 |
---|---|
貧血 | 鉄剤や漢方の処方 |
高血糖 | 食事指導、血糖値の日常的な測定 |
HIVウイルス | 抗HIV薬の内服や選択的帝王切開 |
B型・C型肝炎体 | 出産後すぐの赤ちゃんに免疫グロブリンを処置するなどの対策 |
HTLV-1 | 母子感染を防ぐため出産後に適切な栄養方法(粉ミルクでの人工栄養など)を行う |
トキソプラズマ | スピラマイシン(薬)の治療 |
風疹 | かからないように自己防衛 |
梅毒 | 薬での治療 |
調べてみたところ、引っかかると絶望的というものはなく対策をしながら、出産を迎えるということになりそうです。
風疹はかかってしまうとどうしようもないようなので抗体がない方は人ごみを避けるなど注意が必要です。
血液検査後の診察
血液検査後にもう一度診察室に呼ばれて、今後の説明がありました。
メインのお話としては、24時間対応の病院でのカルテ作成に関してでした。
事前に知りたかった!24時間対応の病院でのカルテ作成に関して
私が妊婦検診に選んだ病院では、分娩の扱いもなく普通の個人開業のレディースクリニックです。
そのため、24時間営業ではなく何かあった場合には対応できません。
知らなかったのですが、そういう個人病院にかかる場合には近くの市立病院などの大きい病院に緊急時用のカルテの作成が必要になります。
もちろん里帰りしない分娩先の病院が24時間緊急時対応可能であれば、このステップはいらないのですが、
(不妊治療の病院→)妊婦検診の個人病院→里帰り出産(新幹線使用)
のような場合には、もう1つ1病院が追加されます。
紹介状を書いてもらって、大きな病院へ1度行くことになるのでその分費用と手間が…。
緊急カルテ作成時のことはこちら>>【体験談】妊婦検診の緊急時カルテを作成!費用や手間は?
母性健康管理指導事項連絡カードの作成の相談
もう一つのお話は『母性健康管理指導事項連絡カード』の作成についてです。
妊婦さんの健康管理の観点から、23週(7ヵ月)までは4週間に1回は妊婦検診のために通院休暇がもらえます。
ただ、私がお世話になる病院は普通の妊婦検診でも、通院回数が4週に1回以上あるときもありました。
4週間に1回以上の通院が必要になる場合は『母性健康管理指導事項連絡カード』に記載して会社に提出する必要がある、と会社の人事から説明を受けています。
不妊治療で有休があまり残っていないこともあり通院時間を確保したいのもあったので、『母性健康管理指導事項連絡カード』を作成してほしい旨を伝えました。
みたいな感じで、あまり乗り気ではなかったですが書いてもらえました。
この診断書代は2,000円でした。
これで通院時間は問題なく確保できそうなのでよかったです。
一般的に『母性健康管理指導事項連絡カード』は、妊婦さんに特化した診断書とのようなものです。つわりの状況などで、仕事上の配慮が必要な場合も書いてもらえます!
妊婦検診初回費用(補助券利用あり)
診察が終わるまでの所要時間自体は1時間ほどでした。
お会計
- 初診料・超音波検査(経膣エコー):7,000円
- 血液検査:13,000円
- 初期培養検査(おりもの検査):1,570円※
- 子宮頸がん検診(クーポン利用):0円
- 市立病院への紹介状:2,000円
- 母性健康管理指導事項連絡カード発行:2,000円
合計:25,570円
妊婦検診クーポン12,000円利用
支払い:13,570円
※保険適用の項目
母子手帳とともに、検診のクーポン券をもらっていたのでさっそく12,000円券を使いました!
紹介状などの書類で4,000円分かかっているのでしょうがないですが…
検査だけでも、10,000円弱はかかっているので初回の検診は大目に手持ちを持っていくことをおススメします。
妊婦検診初回のまとめ
不妊治療の病院を卒業して初めての妊婦検診。
初回での検査項目や費用、母性健康管理指導事項連絡カードについてまとめてみました。
この検診の病院の選び方で、かかってくる費用や通院の手間も変わってくるので参考にしてください。
次の検診は2週間後☺とっても楽しみです!
★更新★
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