こんにちは、ちみみ(@memolanever)です。
個別株の投資を始めて10か月ほどたちました。
10ヶ月やってみて、あ~これは失敗したなと思ったことがいくつかあったのでまとめてみたいと思います。
これから書いていく失敗はきっと『投資初心者あるある』な感じなので、
これから投資を始める人は、そうはなるまいと半面教師にしていただき
同じ投資初心者の方はあるある~!って思っていただき
投資玄人の方は、うんうん誰でも通る道さ!
という感じで読んで楽しんでいただけたらと思います。
初心者が独学で個別株投資して失敗したこと3つ
投資の失敗①株主優待狙いで取得後、売り時を逃して含み損
ダイヤモンドZaiの株主優待特集をみて、理論値よりも割安でその時権利確定日が一番近い会社の株を権利確定日の1ヶ月前くらいに取得しました。
そのまま権利確定日まで保有して、優待と配当を獲得できました。
▲ここまでは狙い通りでよかったのですが…
権利確定日2~3日くらいたってもマイナスになることはなかったので、
と思っていたのもつかの間、そこからどんどん下がっていき、含み損に。
それでもめげずに理論値的には割安で持っていれば上がるはず。マイナスでは売りたくない。という気持ちが強かったので、持っていました。
…そしてしばらくたった時
またプラスに転じました!!
が、『もう少し行ける。』という謎の自信のもとまた見守ってしまいその後またマイナスに。
現在も含み損で保有中です。
反省点
反省点としては
と思います。
値上がり益を狙うように選んでいない(上がる要素が薄い)ことに加え、いくらプラスになったら売るという明確な設定もなかったため、プラスに再度転じた際にも売ることができませんでした。
学び
長期で保有する気がなく配当・優待狙いならマイナスにならない時点で売るということを徹底しないといけないと思いました。
投資の失敗②権利確定日当日に約定後、権利落日に欲がでてマイナス
1週間前くらいにこれはいいかも!と思い、メインは配当狙い、サブで優待狙いの株を権利確定日当日に約定しました。
失敗①のことがあったので、反省を生かし『今度は売り時を逃すまい。』と意気込んでいました。
そういった背景もあり初めて『逆指値付通常注文』という技も駆使して、権利落ち日には絶対売ってやると思っていました。
配当で入る金額を考慮してトータルではマイナスにはならないくらいを逆指値に指定しようと思っていました。
▼結果
無事売り切れたのですが、注文を出すのが遅かったことと、欲が出たことで手数料と配当税引き額まで考慮すると微妙にマイナスに。
約定日 | 銘柄 | 数量 | 売却/決済額[円] | 平均取得価額[円] | 実現損益[円] |
受渡日 | 売却/決済単価[円] | ||||
2019/5/29 | 毎日コムネット 8908 |
100 株 | 74,903 | 766 | -1,697 |
2019/6/3 | 750 |
配当がメインでほしかったのに配当分は損失でなくなってしまいました。株主優待だけもらう感じで、残念ながらクロス取引やった方がリスク少ないのではないかという状態でした。
反省点
権利落ち日に約定した場合は、始めから損しないことを徹底して値上がり益をあきらめた逆指値を入れておくべきでした。
逆指値をするところまでは良かったのですが、
- 相場が始まってから指値をしたことで既に下がり始めていて配当含めてもマイナスになる部分にしか指値を置けなかったということと
- 逆指値で売れてしまったら、プラスになるチャンスを捨ててしまう…なんていう考えが頭をよぎったため結局ギリギリを狙ったちょっとマイナスになるところに置いてしまったこと
これらが中途半端な感じになってしまった要因だと反省しています。
学び
優待だけ欲しいならクロス取引にトライする。マイナスにしたくないなら値上がり益は諦めて配当分で少しでもプラスになるところに逆指値を入れる。
投資の失敗③大暴落も何もできず傍観
これこそ初心者あるあるなのではないかなーと個人的に思っている額も大きい失敗です。
NTTドコモとKDDIの株をもっているのですが、価格に関して政府が要請をする少し前から保有していたため大ダメージを受けました。
しかし、もうどうすることもできず、今も持っているだけです。
反省点
売上が落ちたなど業績の影響でマイナスになったのとは違い、報道によって懸念が出されて売られて暴落になりました。
この場合どういう判断をしたらよいかわからず私は何もできなかったです。
学び
長期投資の場合にもルールをしっかり決めておくことが必要と感じました。
暴落時ってなかなか売れないんですよね。万を超える損切ってなかなか勇気が出せずできないです。
それでも今ずるずるきて資金循環も悪くなっては良くないので
- 暴落の理由が業績悪化の場合→マイナスでもすぐ売る
- 業績悪化ではなく海外影響や報道による懸念の場合→下がりきって上がってきたところで、1度ナンピン買いをして少しマイナス部分を緩和して売って残りは引き続き長期で持つ
みたいなルールでやってみようかなと思っています。
併せて仕事をしていると暴落時に、対応してすぐ売るというのはなかなか難しいのでどこまで耐えられるかはしっかり自分の中で持っている必要があると感じました。
まとめ
失敗に共通して言えるのは目的から外れたときに、決めた行動がとれていない場合は上手くいっていないです。
もともと何のために購入する株なのかをしっかり自分の中で整理して、売り時も決めておくことが大切だと実際にやってみてしみじみ感じています。
それはそれで楽しいのですが、投資を楽しく続ける場合は大きく負けないことが大切なのではないかとやっていて感じ始めたので、これまでの失敗は糧に次のステージに行けるようにやっていきたいと思います。