妊娠中に鼻血が毎日のように出るようになって、放置していたら『鼻茸』ができてしまいました。
1度病院にかかり薬をもらって様子を見ていました。が、
その間にもびっくりするほど鼻茸が大きくなってきたので、里帰り先で改めて病院に行ったときのことをまとめます。
この記事では体験談をベースに
- 妊娠中に鼻茸ができるまで
- 鼻茸の治療の流れ
- 鼻茸の手術が必要なのか
- 治療費用
についてわかるようになっています!
妊娠中の鼻茸の治療体験談
鼻茸ができるまで
鼻血が出るようになったのは、妊娠5ヵ月の安定期に入ったころでした!
そこから、全然治まらず1度妊娠8ヵ月頃に近所の耳鼻科に行っています。
その時の記録はこちら>>【体験談】妊娠後期に毎日鼻血が出るので耳鼻科で検査!治療内容、費用や薬は?
この時は手術をするのが嫌で、薬で少し小さくなるかもしれないということに希望をかけて手術はせずに里帰りをしました!
妊娠中の鼻茸の治療:里帰り先で耳鼻科を受診
34週頃に里帰り出産のために実家に帰り、母に鼻茸をみせたところ(見える位置にある)
『すぐに取ってもらうべき!!』という強い後押しがありました。
私としても
- 薬を1か月間使ってみても全くサイズが小さくならない
- 垂れてきて鼻から見えている
- 鼻が詰まって口呼吸になってしまい夜中喉が渇いて起きる
など不都合があったので、もう一度病院に行くことにしました。
行った先の地元の耳鼻科でもやはり
と診断されました。
ただその病院では設備的に手術ができないため、総合病院に紹介状を書いてもらいそちらで検査と治療をしてもらうことに!
妊娠中の鼻茸の治療:総合病院での検査
紹介状を書いてもらった総合病院でまずは検査をしました。
流れはこのような感じです
- 診てもらって手術の緊急性を確認
- 鼻茸の1部を切り取り病理検査
- 検査結果をもって産後に落ち着いたら手術の予定を立てる
私は、病院にかかった時には妊娠中(臨月)だったということもあり、手術は緊急性があるかという点をまず確認しました。
特に問題がなかったので鼻茸の一部を取って病理検査にだし、腫瘍になってしまった原因が分かってから手術を行うことに。
『鼻茸の一部を切り取る』という処置をしたのですが、これが思わぬ事態に!
病理検査用に鼻茸の一部を切除
痛み止めと止血剤をしみこませたガーゼを鼻に突っ込み待つこと20分。
ガーゼを取って、鼻茸の1部を医療用のペンチのようなもので先っぽを切り取りました。
この時、
- 鼻血が出ることはほとんどない
- 痛みもほとんどない
と説明をうけて、念のため少し鼻血が垂れるかもしれないので小さい受け皿を顎の下に構えていました。
ところがどっこい!!切った瞬間
大量の鼻血!!!!
確かに先生が行っていたように痛みはあんまりありませんでしたが、鼻血は滝のように出てきました。
鼻茸から大量出血
急いで止血剤の入ったガーゼを鼻に入れてもらいましたが、
- ガーゼの吸収量を超えてあふれ出てくる
- ガーゼで足りず反対側の鼻の穴に血が流れ込み出てくる
- 口の方に流れ出てくる
という見事な3ステップを経て鼻から口から顔面血だらけに…
結局、ガーゼをとってもなかなか血が止まらず、血管を焼くことに。
この『血管を焼く』という処置が結構痛くて、普通にジュッという感じで熱い痛いです😢
4~5回やりましたが、血がどんどん出ているところを焼いているのでうまく止血もできず…
結局最後は止血ガーゼを鼻にいれ、鼻をつまんで5分待つというかなり原始的な処置をすることに。
結局これが一番効果があり、止血できました!!
鼻茸止血後の最後の処置
このガーゼをとってもらい最後に確認しましょうとなってみてもらったところ
なんと、鼻茸が取れていました!!!
鼻をつまんで押さえていた影響で根本がはがれたのか、そのまま『鼻茸』が取れてしまいました。
ということで、本体ごと病理検査に回すことになり、ラッキーなことに手術はナシ✨
鼻茸切除後の状態や予後
このようにして鼻茸が予想外に取れてからの状態は、特に跡が残ることもなかったです。
鼻の中の腫瘍だったこともあり、見た目に傷などもありません!
鼻茸がなくなってからは、驚くほど鼻が通るようになりました。
夜中に起きてしまうのは妊娠後期だからと思いあんまり気にしていなかったのですが、鼻茸がなくなってからは1度も起きることがなくなったので相当苦しかったんだと今では思います!
鼻に違和感がある方は早めに切除した方が快眠を得られますので、怖がらず病院に行くことを心からおすすめします。
妊娠中の鼻茸の病理検査結果
2週間後に、病理検査の結果が出たので聞きに行きました。
結果は、『肉芽腫』という腫瘍でした。
聞いてみたところ、ウイルス性の乳頭種とは違い、妊娠中のホルモンの影響で大きくなった腫瘍だったそうです。
病院の先生曰く、
とのこと。
妊娠のホルモンが鼻の中にまで影響するとは驚きです…。
妊娠中の身体を普段通りとなめてはいけません。
鼻茸の治療費
最後にこの鼻茸にかかった治療費をまとめておきます!
3件ほど耳鼻科を回ることになったので、少し費用がかさみましたがご参考までに。
- 1件目の耳鼻科診察料:3,180円
- 2件目の耳鼻科診察料:1,850円
- 総合病院での手術費用:8,800円
- 結果を聞く受診:220円
合計:14,050円
すべて保険適用だったので3割負担でこの金額です!
割と費用が掛かったので、早めに病院に行けばよかったと少し後悔しました💦
鼻茸の治療のまとめ
結局、鼻茸がきになってから耳鼻科を3か所回ることになり
鼻血を放置からの鼻茸を取り除くまでに、結構な時間と費用と苦痛がありました。
妊婦だから鼻血はしょうがない…とのんきに考えていないで、悪化してからでは遅いので、できるだけ早めに耳鼻科に行くことをおススメします!
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