自分の結婚式はほとんどの人が初めての経験で、何もわからないまま取り仕切るにしては初めてのかなりの高額の買い物になる方も多いのではないでしょうか。
結婚式場を決める際に失敗した経験があるので、これから結婚を控えている方、式場を探そうと思っている方の参考になればと思い書いていきたいと思います!初めから知っていたらなぁと私が思ったことをまとめていきます!
- プロポーズされたばかりの人
- 式場探しを始めようと思っている人
- 結婚式はできるだけ安くしたいと思っている人
- 友人の結婚式などにまだあまり参列したことがない人
私の失敗談
当時プロポーズされて浮かれている勢いで結婚式場を決めないと!と思い、右も左もわからないまま、式場見学を申し込みました。
マイナビウエディングか何かで検索をし、私なりに、今日はココ、来週はとココに行って~と計画をたてて予約をしました。
そして、1件目の見学は何の気なしに選んだ『アニヴェルセルみなとみらい』でした。
当時アニヴェルセルみなとみらいはまだ出来て3年目くらいで、それはそれは綺麗で、会場もすごく素敵で非現実感にあふれていて、初めて見る結婚式場ということもありかなり舞い上がってしまっていました。
プランナーさんも初めての見学の人専用の人がついてくれたという説明を受け、手取り足取りのような形でいろいろ教えてくださいました。
そして、うまいこと乗せられてしまい、他の式場見学もしていないのに、気づけばあれよあれよと日程を抑え、10万円の予約金まで払い契約をしてしまっていました。
そして、その日の夜家に帰ってから不安になるまでそう時間はかかりませんでした。
この時の自分に言ってやりたいです。
見積だってよくわからないままもらってしまっていて、ネットで調べるとアニヴェルセルはかなり高いほうの部類ということを知りました。
特に値段の交渉もせずだったので、見積から全く上がらなければ問題ないですが、見積もりに入っていないけど絶対必要になるものもあるようで、式場を決めてウキウキモードから一気に不安になりました。。。。
↓スマホでいろいろ調べて死んでいく。まさにこんな感じでした。
結局、確かに素敵な式場ではありましたが色々と調べていくうちに予算の面で私の身の丈に合っていないと感じ、この式場は最終的にキャンセルをしました。
前金の10万円は戻ってこず、高い勉強代になってしまいました、、、。
皆さんに言いたいのは、1回目の見学こそ一旦落ち着こう!ということです。
式場見学で失敗しないための事前準備
結局その後、一旦落ち着き結婚式の優先順位を考えてみました。
結婚式場を選ぶ条件はいろいろあると思います。人によってこだわる部分は違うと思うのですが、以下の項目で自分がやりたい結婚式のイメージを書き出して見るとまとまりやすいと思います。
- 式場・挙式のタイプ:専門式場、ホテル、レストラン、リゾート、神社
- 挙げる時期:春、夏、秋、冬、大安、仏滅以外
- 規模:参列者の雰囲気(会社の人を呼ぶかなど)、人数
- 立地:駅から近いか、駅のアクセスが良いか、駅から距離がある場合はシャトルバスが出てるか(本数はどれくらいか)
- 式場の雰囲気:ナチュラル、ラブリー、エレガント、アンティークなど
- 式場でどうしてもやりたいこと:バルーンリリース、庭をつかった演出、ブーケトス、フラワーシャワー
- 予算:いくらまで自己負担できるか
最低でもこのあたりは式場見学の前までに固めておくと、相談がしやすかったりそもそも式場を選ぶ時点でスムーズになります。
私は、これをやらずに見学を始めてしまったので、その場でいろいろ聞かれて、何も決まっておらず大混乱してしまいました。
特にこだわりと家内と思っている場合にも、紙に書き出してみたりすると自分が理想としているもの苦手なものなどもわかってまとまるのでおすすめです。
契約するときの注意点
実際自分がいいなと思った時に契約することになりますが、その時にも確認しておいた方がいいことがあります。
予約をする際に契約金を払ってしまうと、キャンセルしたときにその契約金は返ってきません。
なので、お金を払わずに仮予約ができるかまず聞いてみてください。
出来ない場合には、それ以外の式場を見る予定がある場合(他の式場にする可能性がある場合)には契約は見送った方が良いです。どんな理由があっても、お金は絶対戻ってきませんので。
また、やむおえずやっぱり式場を変えたい!と思った場合にも、契約金だけではなく予約した日が挙式まで6か月を切っている場合には解約料が発生する場合もあります。
契約した時期にもよりますが見積りの10~20%ほどの支払いが発生することもありますので、解約料が発生するかも確認しておく必要があります。
- 仮押さえができるか確認
- 解約料はいつから、いくら(何%)発生するか確認
見積りは最終と変わらないように作成してもらう
よく最終見積りは最初とくらべて100万円くらいアップしてしまったー。なんてことを聞きますが、それっておかしいと思いませんか。
普通に仕事の依頼で見積りを取って、こちらが依頼してやってもらったら、最終的に気づいたら100万円も高くなって支払うことになったら上司に怒られますよね。
でも、それが当たり前になってしまっているのは、こちらがやりたいことを想定できていないというのがあると思います。
最終見積りでびっくりしてしまわないためにも、見積もりはやりたいと思っていることを含めて、しっかり作ってもらえるように頼む必要があります。
特に見積りを安く見せるために、最低ランクで入れられることが多い項目は、実際に選びそうなランクのものに変えてもらう必要があります。
- 料理・飲み物のランク
- ドレスなどの衣装の金額(どれくらいのものが選べるかも含め確認)
- 引き出物の数
- 装花、ブーケ、装飾のランク
- 必要な機材が見積りに入っているか
見積りで一番上がるのは料理や飲み物、衣装であると言われています。
なので、料理や飲み物は実際選ばれるのが多いランクを聞いてそれを見積りに入れてもらうのがベターだと思います。
またドレスに関しても低めに入れられることが多いので、
- その値段でどれくらいの種類のドレスが選べるのか
- 実際一番高いドレスはいくらいなのか
- 一番多い価格帯はどこなのか
など、こういったことを聞いておくと見積りに入れてもらう金額の参考になります。
私がドレスを見た中では、ウエディングドレスは30~40万、カラードレスは28~35万円くらいを見積りに入れておけばびっくりするほど上がることはないんじゃないかと思います。
引き出物に関してもとりあえず一律でゲストの人数×0.8×(3,000円+1,000円+1,000円)で入れられている場合が多いです。
0.8というのは家族や夫婦での参加を見越しての数になるので事前に大体の引き出物の必要個数が分かっている場合には細かく伝えて入れてもらうか、まだそこまでわからないという場合にも8割にしないで人数分で計算してくださいと伝えてもいいかもしれません。
装花は意外と見落としがちで、値段でどれくらいのものになるのかが分かりづらかったりします。なので、実際の写真などをみせてもらってそれがいくらいなのかや、いくら入れとけば満足できるかなども聞いておくと良いです。
ここはお花だからと言って侮れないところになります。結婚式のお花は本当に高いので後から困らないように知っておくことは大切だと感じました。
さらに会場によっては、ムービーを流すにはプロジェクター使用料で5万円かかる、音楽の使用に値段で制限があるなどのルールがあるにもかかわらず、それが見積りに反映されてない場合もあります。
必要な経費は全部入れてください!と伝えてください。
また、自分たちがオリジナルでやりたいことがあるのなら先に見積りにいれてもらいましょう。
写真、映像、バルーンリリース、キャンドルサービス、フラワーシャワー、ケーキカットそれぞれ式場によっても値段も違いますので、実際にやるやらないはあとで決めればいいので、値段感を知っておくためにも見積りに入れてもらうと良いです。
契約の際の値段交渉
気に入った式場が見つかって契約をしますが、金額も何百万とかかりますしどうせなら少しでも安く挙げられたらと思うと思います。
実際、金額の交渉は契約の時にしか原則できないので、契約する際には是非少しでも交渉をしてみてください。
交渉ポイントをいくつか難易度別に書いていきたいと思います!
難易度C
- ブーケなどの小さい持ち込み料(5,000円以内くらい)を無料にしてもらう
- 式場の引き出物袋を人数分サービスしてもらう
- フラワーシャワーを人数分サービスしてもらう
- 乾杯酒のランクを上げてもらう
このあたりは聞いてみると、比較的簡単に応じてもらえます。仏滅割りなど仏滅の時にサービスしてもらえる内容は交渉してみると値段を下げてもらいやすいので予算で少し悩んでいるという旨を伝えて相談してみましょう。
特に持ち込み料がかかるものは何か聞いておいて、持ち込む可能性があるものはその持ち込み料はなくしてほしいということを交渉しておくと良いです。場合によっては写真や映像のカメラマンなども持ち込めたりするので、事前に交渉しておくのがおススメです。
難易度B
- ドレスやタキシードの持ち込み料をなくしてもらう
- 値段据え置きで料理のランクを上げてもらう
- ブーケをつけてもらう
- ドレスの割引率を上げてもらう
- ブーケやアクセサリーのレンタル料をサービスしてもらう
ドレスやタキシードの持ち込み料をなくすとドレスを安く選べる幅が大きいので交渉できたらしておくととても良いです。
持ち込み自体を禁止しているところもありますが、禁止理由を聞いてみたり、どうしても着たいブランドがあって(提携店にはない)、インポートドレスの購入を考えているので、など理由をしっかり伝えると無料にしてもらえたりします。
アクセサリーも揃えるとなると意外とお金がかかるので、レンタル代を何万円分かプレゼントしてもらえないかなど伝えると、対応してくれたりもします。
アクセサリーはこだわらなければ自分で安く揃えられたりもするので、ブーケ代3万円分サービスとかそういう方向を交渉してもいいかもしれません。
難易度A
- 他の式場の見積りを活用して値下げ交渉
- 式場を乗り換えるときに契約金分割り引いてもらう
このあたりになると、いろいろ言い方を上手にしないといけなかったり、他の式場の見積りが必要だったりして難しくなってきます。
見積りも同じレベルの式場で、ここだとこういった特典を付けてもらえたから同じようにしてもらえればお見積りも下がるし是非決めたいというような感じで交渉していくことになります。
また、他に契約してしまっているけどお金を払ってしまったのでその分安くしてもらいたいなど伝えるとその分割り引いてくれる場合もありますので相談してみましょう。
実際ここまで交渉したら契約するので、ほんとうにこの式場と決めているところにしましょう。営業の方も頑張ってくれるので、やみくもに値切ってやっぱやめるなど迷惑をかけることはないようにしないといけません。
おわりに
私は1回目の式場見学で失敗してしまったので、その後の見学の際にはいろいろ注意して回りました。
特に契約時の交渉はしっかりやって、衣装の持ち込み料やブーケの持ち込み料、他の式場の契約料10万円分は割り引いてもらう、自己負担100万円を想定していたのでその見積もりで端数だった3万円分を引いてもらうことができました。