適応障害 PR

【会社員が知っておくべき】休職して感じた、休職前に確認すべきこと

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

小・中・高・大・大学院と学生のときに学校に行きたくないと思ったこともなく、1社目で人間関係に悩みながらも会社に行きたくないと思ったこともなく、初めてもう会社に行きたくない、仕事をしたくないと思うようになったところで

適応障害の診断をされ人生で初めて『休職』を経験しました。

休職する前に、休職したらどうなってしまうんだろうというという不安が大きかったです。

その際には、いろいろ他の方の体験談などを検索しましたがそれでもわからないことが多かったので、私が感じた『これは知っておいた方が良かったな』とか『確認しておくべきだったな』と思ったことをまとめました。

 

失敗しないために:休職前に確認するべきこと

復職時の復帰先の確認(相談含め)

大体休職することになる場合は、人間関係や業務量が多いなど今いる職場が原因になっている場合が大半だとおもいます。

異動できると思って休むのと、異動はできないと思って休むのでは、同じ記休むにしても休み方が変わってくるので、休職して復帰の際には異動させてもらえる可能性があるのかは重要な確認ポイントになります。

私の場合ですが、症状もそこまで重くなかったので休もうか迷っていた際に、産業医に相談したらこのような感じでした。

ちみみ
ちみみ
今の部署はもう無理です異動したいです。でも、できれば休みたくはないのですが、、、
産業医
産業医
異動が必要という診断書をもってすれば、会社に意見を伝えることができるので異動することができると思います。人事は前例がないことをやるのは嫌がるので、これまでに実績がある休職→異動のてはずを踏むのが望ましいですね!
スムーズに異動に持って行くためにも、一回しっかり休みましょう!
ちみみ
ちみみ
(その言葉を信じ)わかりました!それで異動できるなら休みます!

こんな感じで休みに入りましたが、復職前の人事面談では異動はNOという答えでした。

中途入社の場合はそう簡単に異動できないということでした。

それは、休む前からわかっていたことでは?!と思い、人事に事前に確認しなかったことを後悔しました。

実際何事もなかったかのように元の部署に戻されました。

産業医や保健師さんなど、力にはなってくれるが、決定権はないので、人事の決定権がある人に確認する。

先に復職先を確認した方がいい理由

元の部署に戻される可能性が高いとわかっていたら、正直私は早く復帰したいと思うことはなかったと思います。

異動できると思っていたので、『元気になりました!もう働けます!』と主治医に伝え、かなり早い段階で復職の診断書をもらいました。

異動先で早く仕事をはじめて活躍したい!一生懸命働きたいと思っていました。

もし、元の部署に戻されそうな感じでしたら、元気になってきても1ヶ月未満で復職するのはおススメしません。

休職中の傷病手当金

これは会社によって規定が違うと思うと思います。

私の会社の休職に関する規定はこんな感じでした。

・最初に有給を使うか、そのまま欠勤にするかを選択

・欠勤の日数が20日以上になって初めて、休職に切り替わる

欠勤と休職で何が違うのかと思いますが、休職は会社が就業不可能と認めたという点が違うようです。

実際、傷病手当金の申請にはこの違いは関係がありません。

ちみみ
ちみみ
 極端な話、インフルエンザで欠勤を4日以上して給与の支給が傷病手当金を下回る場合にも申請したらお金がもらえます。

欠勤の場合は傷病手当金の対象にならないと勝手に思っていたため、なけなしの有給を使用して少しでも休んでいた期間もお金が入るようにしていました。

しかし、実際には休んでから4日目~は傷病手当金の対象となるので、欠勤でも無給の場合その分傷病手当金を貰えることになります。

入社して3年目で有給があまりない私の場合には、初めの待機期間(土日祝も対象)の3日間のみに有給を当て、4日目からは普通に欠勤にすればよかったと思いました。

会社から給料が出ている分は傷病手当金はその差額しかもらえないため、その欠勤した月にもらえる給与の上限が決まっているからです。

詳細は『病気やケガで会社を休んだ時』に分かり易く記載があったので参考にしてください。

有給が減ってしまうと心のゆとりもなくなってしまうので、この点は先に知っていたらもっと賢く有給を残しつつ最大限の手当てがもらえるよう申請できたなと思いました。

制度を正しく理解していることはとても大切という学びを得ました。

傷病手当金は申請してもしなくてもいいので、聞かない限り基本的に会社は何も言ってきません。自分で積極的に聞く必要があります。

元の職場への復職する際には休職期間は3ヶ月以上をおススメ

理由①そのまま自分の仕事が何も進まずに戻ってくる

職種によるかもしれませんが、私の場合は持っている長期にわたるプロジェクトの仕事が、誰かが代わりに進めることもなく休んでいた1ヶ月間全く進んでいない状態で自分に戻ってきました。

納期は変わらないので、1ヶ月全く進まずただ単純に自分の首を絞めることになってしまいました。

復職の目途の時期を聞かれた場合も、1ヶ月程度で戻ってくると思われると他の人に仕事を割り振ってもらえないので、しっかり割り振ってもらえるように伝える必要があります。

私も伝えていたつもりですが、診断では1ヶ月の休職であることを伝えてしまっていたためこのような事態になりました。

理由②再発の恐れがある

実際何も変わっていないところで戻ってくることになってしまったので、

復職して1週間も経っていませんが、また喉が詰まったような違和感が始まりました。

早速、会社でも目が死んでいると同僚にいわれました。

そして、全くやる気が起きない状態で、家に帰っても『自分は何をしたいんだろう』とか、『あぁもう私の人生だめだ、、』なんて思うようになりました。

休職して1週間くらいで元気になったのにもかかわらず、また振り出しに戻りました。

おわりに

実際は異動ができるできないにしても、移動できない可能性がある場合には

『同じ部署に戻っても、頑張って働きたい!』と思えるまで復職はするべきではありません。

同じ苦しみをまた味わうだけで、下手したら前より悪化する可能性もあります。

自分を守れるのは自分だけなので、私のようにならないように、自分のことを大切にしてください。